2023/01/18 14:20
31歳の元交際相手 “一緒に歩く”映像も 知人が語る素顔とは 博多駅前で女性刺殺
暮らし
2023/01/18 17:53
福岡市の博多駅近くで起きた女性殺害事件で、捜査本部は18日、元交際相手の31歳の男性を任意同行し、事情を聞いていることがわかりました。
警察に付きまとい行為をやめるよう言われていた元交際相手はどんな人物だったのか。
会わないはずの2人が、事件直前、一緒に歩いていたとみられる映像も入手しました。
◆記者
「人柄は?」
◆男性の知人
「すごくいい人柄。明るくて親しみやすい。関西のお笑い芸人みたいな感じ」
福岡の歓楽街・中洲にある飲食店で、客から好かれていたという人物。
警察が任意同行し事情聴取している元交際相手の31歳の男性です。
16日、福岡市の博多駅前の路上で那珂川市の会社員・川野美樹さん(38)が男から刃物で十数カ所刺され死亡した事件。
捜査関係者によりますと、川野さんは仕事を終えて会社を出た直後に男から声をかけられ襲われていて、現場付近で検出された指紋は元交際相手の男性と一致したということです。
この男性とは事件後、連絡がとれず、居場所が分からなくなっていました。
◆記者リポート(元交際相手の自宅)
「部屋を照らしながら捜査を続けています」
男性の自宅は事件現場から約800メートル離れた場所にあり、捜査本部が18日午前9時ごろから家宅捜索を行いました。
事件前、川野さんは「元交際相手の男性に別れを告げたのに職場で待ち伏せされている」などと警察に相談していました。
元交際相手の男性とはいったいどんな人物なのでしょうか。
◆男性の知人
「超イケメンで一回だけ話したことがあるが、普通に優しそうな感じ」
取材によると、男性は大阪出身で、数年前に福岡にやってきて、中洲の飲食店グループで働いていたということです。
◆男性の知人
「(店は)ボーイズバー的な感じで、みんなでショーをして、お酒を飲む感じ。私が話したのは博多に来てすぐの時だった。たぶん2年前。大阪から所持金1万円だったかな、1万円だけもって、目的もないのに博多に来たことは聞いたことがある。案内所に行って『働くとこありませんか?』と聞いて、その店を紹介されたと言っていた。『福岡に出てきて、なんか大変っす』みたいな『大変で今頑張っています』みたいなことは言った」
その後、男性は同じ飲食店グループで働いていた川野さんと知り合い、二人は交際に発展したということです。
グループでは従業員同士の恋愛は禁止されていました。
◆川野さんの知人
「コロナ前から(交際相手が)いるようなことは言っていたが、その後、去年か、東京に友達の結婚式に出てきて、食事した時に男性の話はしてなかったかな」
取材によると、男性の束縛が強かったため、川野さんは別れを切り出したといいます。
その後、男性は店を解雇され、川野さんを逆恨みしてつきまとい行為を始めたということです。
川野さんは去年10月ごろから警察に数回相談しました。
そして去年11月、警察は男性に対してストーカー規制法に基づく川野さんへのつきまといの禁止命令を出したということです。
当時、男性の自宅アパートには部屋を訪ねてくる警察官の姿が見られたといいます。
◆記者
「警察が来たのはいつですか?」
◆同じアパートの住人
「去年の10月とか11月とか。(警察官は)『隣の方を知りませんか?』『最近見たのいつですか?』『最近来てますか?』とかは聞かれたことがある」
男性が不在だったため、警察官はアパートの住人に「戻ってきたら警察に連絡してほしい」と頼んだということです。
さらに男性は別のトラブルも起こしていたといいます。
◆同じアパートの住人
「急にドンドンドンと音がして、ちらっとドアスコープで見たらドアを叩いている方がいて、『開けろよ!』みたいな感じでやっていて。そうしたらまたドタバタ音が聞こえてきて、電話で『上半身裸で逃げたぞ』と、そんなことを去年11月や12月に」
男性が抱えていたトラブルは何だったのか。
本来なら1月18日に39歳の誕生日を迎えるはずだった川野さん。
捜査本部は任意同行した男性から当時の状況などを詳しく聞いています。
警察に付きまとい行為をやめるよう言われていた元交際相手はどんな人物だったのか。
会わないはずの2人が、事件直前、一緒に歩いていたとみられる映像も入手しました。
◆記者
「人柄は?」
◆男性の知人
「すごくいい人柄。明るくて親しみやすい。関西のお笑い芸人みたいな感じ」
福岡の歓楽街・中洲にある飲食店で、客から好かれていたという人物。
警察が任意同行し事情聴取している元交際相手の31歳の男性です。
16日、福岡市の博多駅前の路上で那珂川市の会社員・川野美樹さん(38)が男から刃物で十数カ所刺され死亡した事件。
捜査関係者によりますと、川野さんは仕事を終えて会社を出た直後に男から声をかけられ襲われていて、現場付近で検出された指紋は元交際相手の男性と一致したということです。
この男性とは事件後、連絡がとれず、居場所が分からなくなっていました。
◆記者リポート(元交際相手の自宅)
「部屋を照らしながら捜査を続けています」
男性の自宅は事件現場から約800メートル離れた場所にあり、捜査本部が18日午前9時ごろから家宅捜索を行いました。
事件前、川野さんは「元交際相手の男性に別れを告げたのに職場で待ち伏せされている」などと警察に相談していました。
元交際相手の男性とはいったいどんな人物なのでしょうか。
◆男性の知人
「超イケメンで一回だけ話したことがあるが、普通に優しそうな感じ」
取材によると、男性は大阪出身で、数年前に福岡にやってきて、中洲の飲食店グループで働いていたということです。
◆男性の知人
「(店は)ボーイズバー的な感じで、みんなでショーをして、お酒を飲む感じ。私が話したのは博多に来てすぐの時だった。たぶん2年前。大阪から所持金1万円だったかな、1万円だけもって、目的もないのに博多に来たことは聞いたことがある。案内所に行って『働くとこありませんか?』と聞いて、その店を紹介されたと言っていた。『福岡に出てきて、なんか大変っす』みたいな『大変で今頑張っています』みたいなことは言った」
その後、男性は同じ飲食店グループで働いていた川野さんと知り合い、二人は交際に発展したということです。
グループでは従業員同士の恋愛は禁止されていました。
◆川野さんの知人
「コロナ前から(交際相手が)いるようなことは言っていたが、その後、去年か、東京に友達の結婚式に出てきて、食事した時に男性の話はしてなかったかな」
取材によると、男性の束縛が強かったため、川野さんは別れを切り出したといいます。
その後、男性は店を解雇され、川野さんを逆恨みしてつきまとい行為を始めたということです。
川野さんは去年10月ごろから警察に数回相談しました。
そして去年11月、警察は男性に対してストーカー規制法に基づく川野さんへのつきまといの禁止命令を出したということです。
当時、男性の自宅アパートには部屋を訪ねてくる警察官の姿が見られたといいます。
◆記者
「警察が来たのはいつですか?」
◆同じアパートの住人
「去年の10月とか11月とか。(警察官は)『隣の方を知りませんか?』『最近見たのいつですか?』『最近来てますか?』とかは聞かれたことがある」
男性が不在だったため、警察官はアパートの住人に「戻ってきたら警察に連絡してほしい」と頼んだということです。
さらに男性は別のトラブルも起こしていたといいます。
◆同じアパートの住人
「急にドンドンドンと音がして、ちらっとドアスコープで見たらドアを叩いている方がいて、『開けろよ!』みたいな感じでやっていて。そうしたらまたドタバタ音が聞こえてきて、電話で『上半身裸で逃げたぞ』と、そんなことを去年11月や12月に」
男性が抱えていたトラブルは何だったのか。
本来なら1月18日に39歳の誕生日を迎えるはずだった川野さん。
捜査本部は任意同行した男性から当時の状況などを詳しく聞いています。
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