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福岡-中国路線が続々と復活も コロナ前の16% インバウンド需要回復のカギは「団体旅行」解禁

2023/06/07 18:00

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新型コロナの影響で運休していた福岡と中国本土を結ぶ空の便の運航が続々と再開しています。

本格的なインバウンド需要回復のカギをにぎる中国人観光客の動向はー。

7日午後、福岡空港に到着した飛行機。

中国・北京を出発した中国国際航空の航空機です。

コロナ禍を経て、3年3ヵ月ぶりに福岡ー北京線の運航が復活しました。

◆在福岡中国総領事館 律桂軍総領事
「九州と中国大陸との人的交流でいいスタートを切りました」

6月、福岡空港では続々と中国路線の運航が再開。

5日は春秋航空の上海便の運航がはじまり、12日には中国東方航空の上海便が再開する予定です。

本格的なインバウンド需要回復のカギを握るとされている中国人観光客。

コロナ前は福岡の百貨店などでいわゆる「爆買い」の光景が話題となりましたがー

7日、福岡を代表する観光地・太宰府天満宮ではー

◆記者リポート
「太宰府天満宮の参道を歩いてみると、外国人観光客で埋め尽くされています」

外国人観光客にどこの国から来たのか聞いてみるとー

◆外国人観光客
「オーストラリア」

◆外国人観光客
「コリア」

◆外国人観光客
「コリア」

参道を行き交う外国人観光客の中に、中国人の姿は見当たりませんでした。

◆梅ヶ枝餅店 高田由美子さん
「前は中国の方がとても多かったけど、今は韓国の方がメインですね。中国の大型客船の解禁があるといいなと思います」

福岡国際空港によりますと、新型コロナが流行する前に、福岡と中国本土を結ぶ便は週50往復運航していました。

これに対し6月、運航・再開するのは週8往復で、最盛期のわずか16パーセントです。

これは、中国政府が日本への団体旅行をまだ解禁していないためで、この解禁の時期が今後の本格的なインバウンド需要回復のカギを握ることになりそうです。

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