住宅に一部白骨化した男性の遺体　死体遺棄疑いで陸上自衛隊防衛技官の男（58）を逮捕　遺体は容疑者の叔父（75）　「間違いありません」容疑認める　福岡・柳川市

福岡県柳川市の住宅に叔父の遺体を遺棄した疑いで、陸上自衛隊の防衛技官の男が逮捕されました。

死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、久留米市にある陸上自衛隊・前川原駐屯地に勤務する防衛技官・古賀雄二容疑者（58）です。

警察によりますと、古賀容疑者は今年9月ごろ、柳川市吉原の住宅で、叔父の古賀一男さん（75）が死亡していることを知りながら、12月12日まで放置した疑いが持たれています。

11日午後2時40分ごろ、警察に「住人の姿が見えない家がある」と通報があり、警察が住宅を調べたところ、1階和室の布団の上に横たわる一男さんの遺体を発見しました。

遺体は一部が白骨化していて、目立った外傷はないということです。

警察の調べに対し、古賀容疑者は「遺体を放置したことに間違いありません」と容疑を認めています。

また、古賀容疑者は数カ月前までこの住宅で一男さんと同居していたということですが、一男さんと口論になり、家を出ていたと話していて、その後は車上生活を続けていたと話しているということです。

警察は、13日に司法解剖をしましたが、一男さんの死因は不明だということです。