検察「ポリ袋に入れてごみ箱に」死産した赤ちゃんの遺体を遺棄した罪　ベトナム人の女（20）に懲役1年6カ月求刑　弁護側は無罪主張　福岡

事件・事故

3時間前

死産した赤ちゃんの遺体をごみ箱に遺棄した罪に問われているベトナム人の女の裁判で、検察は懲役1年6カ月を求刑しました。

死体遺棄の罪に問われているのは福岡市博多区の会社員で、ベトナム国籍のグエン・テイ・グエット被告(20)です。

起訴状などによりますとグエン被告は去年2月、福岡市博多区の交際相手の家で死産した男の子の遺体をポリ袋に入れてごみ箱に遺棄したとされています。

15日の裁判で検察は「遺体をポリ袋に入れてごみ箱に隠し、上からケーキの箱をかぶせ、他者が遺体を発見することが困難な状況を作った。犯行態様は悪質」などと指摘し、懲役1年6カ月を求刑しました。

一方、弁護側は「遺体をごみ箱に一時的に保管しようと置いたもので、体力が回復したらごみ箱から取り出そうと考えていた。遺棄があったとは言えない」として無罪を主張しました。

判決は3月7日に言い渡される予定です。

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