商業施設で女性刺殺 初公判で当時15歳少年が起訴内容認める 検察「刑事罰を科すのが相当」 福岡地裁
暮らし
2022/07/06 11:00
2020年、福岡市の商業施設で女性が殺害された事件で殺人などの罪に問われている当時15歳の少年の裁判員裁判がはじまり、少年は起訴内容を認めました。
殺人などの罪に問われているのは17歳の少年です。
起訴状などによりますと、少年(当時15)は2020年8月、福岡市の商業施設1階の女子トイレ内で、買い物に訪れていた面識のない女性(21)を包丁で刺し殺害するなどした罪に問われています。
6日に福岡地裁で開かれた裁判員裁判の初公判は、少年の周囲に仕切りが設けられ、傍聴席から見えない状態で進められました。
裁判長からの「公訴事実に違うところはありますか?」との問いに、少年は「間違いありません」と答え、起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で「少年に刑事罰を科すのが相当で、保護処分とする許容性がない」と指摘しました。
一方、弁護側は「公訴事実に争いはありません」とした上で「治療せずに社会復帰すれば再び同じことが繰り返される」と主張し保護処分を求めました。
判決は7月25日に言い渡される予定です。
殺人などの罪に問われているのは17歳の少年です。
起訴状などによりますと、少年(当時15)は2020年8月、福岡市の商業施設1階の女子トイレ内で、買い物に訪れていた面識のない女性(21)を包丁で刺し殺害するなどした罪に問われています。
6日に福岡地裁で開かれた裁判員裁判の初公判は、少年の周囲に仕切りが設けられ、傍聴席から見えない状態で進められました。
裁判長からの「公訴事実に違うところはありますか?」との問いに、少年は「間違いありません」と答え、起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で「少年に刑事罰を科すのが相当で、保護処分とする許容性がない」と指摘しました。
一方、弁護側は「公訴事実に争いはありません」とした上で「治療せずに社会復帰すれば再び同じことが繰り返される」と主張し保護処分を求めました。
判決は7月25日に言い渡される予定です。
最新
BREAKING NEWS
-
6時間前
被災した焼きうどん「発祥の店」キッチンカーで新たな一歩 小倉・鳥町食道街の大規模火災から1年 創業の地で伝統の味が復活 常連客「懐かしい味を思い出す」 店主「意義深い場所での営業再開」北九州市
-
8時間前
「殺意」と「刺した行為」いずれも否認 北九州中3殺傷 殺人容疑で再逮捕の男(43) 拘留手続きで警察署から裁判所に移動 表情変えずに車に乗り込む 事件直前に2人に狙い定めた可能性 福岡
-
10時間前
牛乳生産者を応援 イオン九州で家電や商品券などが当たるキャンペーン 運送費や飼料価格が高騰 深刻な牛乳離れ 酪農家の数は去年初めて1万戸下回る 「牛乳の消費を促進したい」 2月8日まで 福岡
-
10時間前
“知らない人が車に無断で乗って寝ている” 声かけると車を発進させてその場去る 41歳の自称・溶接工の男 酒気帯び運転の現行犯で逮捕 基準値5倍近いアルコール 「車運転は覚えていない」 福岡・宮若市
-
12時間前
八木山バイパスで大型トレーラー炎上 大量の“紙おむつ”など全焼 通報「荷台が燃えている」 国道201号線は5時間全面通行止め 焼け跡の状況からタイヤ付近から出火か 福岡・飯塚市