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「あまおう」「やわらかいうどん」 3年ぶり福岡マラソンで“食のおもてなし” ランナーを支えた地元企業

暮らし

2022/11/14 20:55

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3年ぶりに開催された「福岡マラソン」。

各地から集まったランナーは約1万3000人。

地元企業も「食のおもてなし」で参加者の走りを応援しました。
13日 午前8時20分、約1万3000人のランナーが福岡市の天神を一斉にスタートしました。

福岡市の都心から糸島市まで42.195キロを駆け抜ける「福岡マラソン」。

今年は、ランナーを含む全ての関係者に3回目のワクチン接種を推奨するなど、感染対策を徹底した上で3年ぶりの開催となりました。
◆記者リポート
「ランナーが続々とやってきます。沿道にいる人たちは拍手を送るなどしてエールを送っています」

◆観客の男性
「2年ぐらいさみしかった。元気もらいますね」

沿道からの声援を受けながらゴールを目指すランナーたち。

◆声援
「頑張れ~!」

自然豊かな景色を楽しめるのも福岡マラソンの魅力です。

そして、もう1つの楽しみといえば、コース途中に設けられた「給食」です。
<福岡市西区 第6給水所>
レース前から「石村萬盛堂」の社員が給食所の設営に追われていました。

毎年、お菓子は提供していますが、ボランティアとして参加するのは今年が初めてです。

◆石村萬盛堂 営業企画部 夏田正明さん
「福岡を盛り上げるということで会社もマシュマロを出しているので、ダイレクトにランナーが喜ぶところをじかに見たいなと」
<太宰府市 石村萬盛堂工場>
今回、石村萬盛堂が提供したのは、このマラソンに合わせて発売した新商品、イチゴ味の「鶴乃子」です。

県産あまおうを使用したあんこを柔らかい生地で包み、ランナーも食べやすいよう甘酸っぱい味に仕上げました。

コロナ禍で売り上げは一時、大きく落ち込みましたが、3年ぶりの福岡マラソンを通して新商品をアピールしたいと考えています。

◆石村萬盛堂 営業企画部 増田洋次長
「福岡を元気にではないですけれど、地元のメーカーさんも集まっているのでみなさんで盛り上げていければなと」
そして、迎えた大会当日。

◆石村萬盛堂 営業企画部 夏田正明さん
「ありがとうございます。頑張ってください」

感染対策のため、一つずつ包装したお菓子を配ります。

その数、約8200個。

大勢のランナーが手を伸ばし、「食のおもてなし」を楽しみました。

◆鶴乃子を食べたランナー
「おいしいです!いい甘さだと思います」

◆鶴乃子を食べたランナー
「私は大好き!これスッとはいるし、糖分補給で頑張ってきます」

◆石村萬盛堂 営業企画部 夏田正明さん
「すごくうれしいです。食べてもらって元気に、笑顔になってほしいなと思って渡しています」
そしてランナーは、折り返し地点の九州大学伊都キャンパス付近へ。

25キロ地点の第8給水所ではー。

◆声援
「うどん食べて頑張ってくださーい!」

「牧のうどん」の豆乳うどんです。

ランナーが食べやすいように、とやわらかく仕上げた約1万食が用意されました。
◆うどんを食べた人
「うどんおいしかったです!最高です!」

◆牧のうどん 小野啓一 統括店長
「地域貢献ということで何かできないかということで。少しでも私どものうどんを食べて完走できればなとお手伝いができればなと思います」

エネルギーを補給したランナーたち。
スタートから約3時間後、ゴールにはランナーたちが続々と飛び込んできました。

◆完走したランナー
「3年ぶりに走れてうれしいです。涙が出てきています。最高の思い出です」

◆完走したランナー
「なかなか地元だからこそ買えないお菓子も食べられるので、すごくいいこと」

◆完走したランナー
「全部食べてやろうと思って。おもてなしも素晴らしかった」

地元の食も楽しみながら駆け抜けた「福岡マラソン」。

3年ぶりの開催に、完走したランナーは達成感や充実感であふれていました。

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