2025/05/22 17:00
マンホールが噴水に…梅雨に高まる「内水氾濫」のリスク でも進まないハザードマップの整備 県内では13自治体だけ 福岡
暮らし
2025/05/22 18:30
大雨による災害のおそれが高まる梅雨の時期に入ります。
その中で近年、リスクを指摘されているのが「内水氾濫」です。
内水氾濫とは、市街地などに短時間で局地的な雨が降ることにより、下水道や排水路から水があふれ出し道路などが浸水する現象です。
マンホールから水が噴き出すこともあります。
去年公開された福岡市・天神周辺の「内水ハザードマップ」をみると、浸水するおそれのあるエリアが黄色や赤色などで示されています。
マップによると天神の中心街を東西に走る「国体道路」の周辺では、最大3メートルの高さまで浸水するおそれがあるとされています。
街の人たちに、内水ハザードマップについて聞いてみると…。
◆住民
「いま(いるところは)今泉のあたりですよね。(マップでは)一番危険性が高い。知らなかった」
「今まで考えていなかったのでびっくり。安全な地域だと思っていました」
でも、内水氾濫のリスクがあるのは、マップが公開されている都心部だけではありません。
福岡市の住宅街を流れる樋井川。
川沿いの鳥飼地区はこれまでも浸水被害が繰り返し発生していて、排水施設を新たに作るなど水害対策が進められてきました。
しかし、福岡大学の渡辺亮一教授はリスクは高いままと指摘します。
◆福岡大学 渡辺亮一教授
「内水に対する対策はほとんど進んでいないので、いまだにこの地区は内水氾濫の危険性が高い」
にも関わらずこの地域の「内水ハザードマップ」はまだ作られていません。
道路の下にかつての農業用の水路が数多く残っていることなどがハードルとなっています。
◆福岡大学 渡辺亮一教授
「それをシミュレーションモデルの中に入れて、正確に表示するというのは作業としては難しい」
コストの問題などで県内で内水ハザードマップが作られているのは13自治体のみにとどまっていて、整備の進め方が課題となっています。
その中で近年、リスクを指摘されているのが「内水氾濫」です。
内水氾濫とは、市街地などに短時間で局地的な雨が降ることにより、下水道や排水路から水があふれ出し道路などが浸水する現象です。
マンホールから水が噴き出すこともあります。
去年公開された福岡市・天神周辺の「内水ハザードマップ」をみると、浸水するおそれのあるエリアが黄色や赤色などで示されています。
マップによると天神の中心街を東西に走る「国体道路」の周辺では、最大3メートルの高さまで浸水するおそれがあるとされています。
街の人たちに、内水ハザードマップについて聞いてみると…。
◆住民
「いま(いるところは)今泉のあたりですよね。(マップでは)一番危険性が高い。知らなかった」
「今まで考えていなかったのでびっくり。安全な地域だと思っていました」
でも、内水氾濫のリスクがあるのは、マップが公開されている都心部だけではありません。
福岡市の住宅街を流れる樋井川。
川沿いの鳥飼地区はこれまでも浸水被害が繰り返し発生していて、排水施設を新たに作るなど水害対策が進められてきました。
しかし、福岡大学の渡辺亮一教授はリスクは高いままと指摘します。
◆福岡大学 渡辺亮一教授
「内水に対する対策はほとんど進んでいないので、いまだにこの地区は内水氾濫の危険性が高い」
にも関わらずこの地域の「内水ハザードマップ」はまだ作られていません。
道路の下にかつての農業用の水路が数多く残っていることなどがハードルとなっています。
◆福岡大学 渡辺亮一教授
「それをシミュレーションモデルの中に入れて、正確に表示するというのは作業としては難しい」
コストの問題などで県内で内水ハザードマップが作られているのは13自治体のみにとどまっていて、整備の進め方が課題となっています。
大雨による災害のおそれが高まる梅雨の時期に入ります。
その中で近年、リスクを指摘されているのが「内水氾濫」です。
内水氾濫とは、市街地などに短時間で局地的な雨が降ることにより、下水道や排水路から水があふれ出し道路などが浸水する現象です。
マンホールから水が噴き出すこともあります。
その中で近年、リスクを指摘されているのが「内水氾濫」です。
内水氾濫とは、市街地などに短時間で局地的な雨が降ることにより、下水道や排水路から水があふれ出し道路などが浸水する現象です。
マンホールから水が噴き出すこともあります。
去年公開された福岡市・天神周辺の「内水ハザードマップ」をみると、浸水するおそれのあるエリアが黄色や赤色などで示されています。
マップによると天神の中心街を東西に走る「国体道路」の周辺では、最大3メートルの高さまで浸水するおそれがあるとされています。
街の人たちに、内水ハザードマップについて聞いてみると…。
◆住民
「いま(いるところは)今泉のあたりですよね。(マップでは)一番危険性が高い。知らなかった」
「今まで考えていなかったのでびっくり。安全な地域だと思っていました」
◆住民
「いま(いるところは)今泉のあたりですよね。(マップでは)一番危険性が高い。知らなかった」
「今まで考えていなかったのでびっくり。安全な地域だと思っていました」
でも、内水氾濫のリスクがあるのは、マップが公開されている都心部だけではありません。
福岡市の住宅街を流れる樋井川。
川沿いの鳥飼地区はこれまでも浸水被害が繰り返し発生していて、排水施設を新たに作るなど水害対策が進められてきました。
福岡市の住宅街を流れる樋井川。
川沿いの鳥飼地区はこれまでも浸水被害が繰り返し発生していて、排水施設を新たに作るなど水害対策が進められてきました。
しかし、福岡大学の渡辺亮一教授はリスクは高いままと指摘します。
◆福岡大学 渡辺亮一教授
「内水に対する対策はほとんど進んでいないので、いまだにこの地区は内水氾濫の危険性が高い」
にも関わらずこの地域の「内水ハザードマップ」はまだ作られていません。
◆福岡大学 渡辺亮一教授
「内水に対する対策はほとんど進んでいないので、いまだにこの地区は内水氾濫の危険性が高い」
にも関わらずこの地域の「内水ハザードマップ」はまだ作られていません。
道路の下にかつての農業用の水路が数多く残っていることなどがハードルとなっています。
◆福岡大学 渡辺亮一教授
「それをシミュレーションモデルの中に入れて、正確に表示するというのは作業としては難しい」
コストの問題などで県内で内水ハザードマップが作られているのは13自治体のみにとどまっていて、整備の進め方が課題となっています。
◆福岡大学 渡辺亮一教授
「それをシミュレーションモデルの中に入れて、正確に表示するというのは作業としては難しい」
コストの問題などで県内で内水ハザードマップが作られているのは13自治体のみにとどまっていて、整備の進め方が課題となっています。
あなたにおすすめ
最新
BREAKING NEWS
-
24分前
博多阪急で恒例「東北物産大会」 東日本大震災14年に寄せる思い「ちょっとでも応援したい」選りすぐりグルメがずらり 福岡
-
1時間前
「かっとなりアクセル踏み込んだ」大型ダンプカーで“上司をひき殺す”事件 法廷で被告の男「大変なことしてしまった」福岡地裁小倉支部
-
2時間前
ニセ電話詐欺“受け子”の女子高校生(17)を逮捕 85歳女性から現金190万円をだまし取った疑い 「友人から『いい仕事を見つけた』と誘われた」 福岡
-
2時間前
福岡県内ガソリン価格174.8円 前週より2.6円値下がり 定額補助制度で
-
3時間前
福岡市のリゾートホテルで「産後ケアホテル」 24時間託児や助産師ケアも 西部ガスHDが9月から実証実験 東京の企業と業務提携