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ソフトバンク先発陣に心の余裕 今季初「千賀-モイネロ-森」で勝った

ホークス

2021/09/22 22:00

 ◇ロッテ1-4ソフトバンク(22日・ZOZOマリン)

ソフトバンクのエース千賀が今季2戦2敗だったロッテを相手に圧巻の投球を披露し、6勝目を挙げた。

 変化球主体のピッチングで打者を翻弄。6回まで2安打に封じ、四球を与え初めて先頭打者を出した7回も後続を3者連続三振に切って取った。8回に1点を失いこの回途中で降板するも、116球で被安打3、9奪三振と堂々のピッチングでモイネロに後を託した。

 今季の千賀はロッテ戦で勝ち星に縁遠く、故障から3カ月ぶりの復帰戦となった7月6日はまさかの10失点KO。逆転優勝へ後がなくなり中5日で臨んだ前回9月14日は自己最多タイの14奪三振と好投しながら3失点で後半戦初黒星を喫していた。

 敵地でヒーローインタビューに呼ばれた千賀は「僕自身(ロッテに)二つ負けているし、チームも上位に負けられないと思って頑張りました」とほっとした表情。今月に入って相次いで復帰したモイネロ、森とつないでの勝利を「2人は頼もしい。甘えてはいけないが、先発は7回まで投げれば甘えられる状況。心の余裕ができると思います」と喜んだ。

 エース千賀、セットアッパーのモイネロ、抑えの森がそろい踏みして勝ったのは、3人とも故障離脱していた期間が長かったため今季チーム117試合目で初めて。ソフトバンクは9月4、5日以来の連勝で、借金を2に減らした。

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