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ソフトバンク7戦6勝で3位に肉薄 18日ぶり貯金、天敵右腕に2年半ぶり黒星つけた

ホークス

2021/09/28 20:30

 ◇ソフトバンク5‐2西武(28日・ペイペイドーム)

 ソフトバンクが3連勝で18日ぶりに貯金生活に返り咲いた。

 2019年途中から9連敗中だった西武先発の高橋を2回に攻略。先頭4番柳田がデスパイネが直球をバックスクリーンへ運び10試合連続安打、18試合連続出塁となる5号2ランで先制した。「真っすぐを完璧に捉えることができた。チームにとって非常に大事な6連戦の初戦、勝っていい流れにもっていかなければ」という復調著しい大砲に下位打線も続き、9番甲斐の11号2ランで加点した。

 その後はチャンスをつくりながらも抑えられる展開が続いたが、5回2死から柳田が三塁打を放ち、再びデスパイネが右前に適時打。「2アウトからギータがチャンスをつくってくれたので絶対に生かそうと思った」とこの試合3打点目を挙げた。

 結局打線は6回で降板した高橋から5得点。前回対戦の7日も5点を奪い7回で降板に追い込んだが、この時は救援陣が打たれ逆転負けを喫していた。その再現はさせず、中5日のエース千賀が7回途中2失点で降板した後は嘉弥真、岩嵜、モイネロ、森と鉄壁のリレーでリードを死守。高橋にこのカード19年4月21日以来の黒星をつけ対戦10連勝を阻止した。

 ソフトバンクは5連敗を喫した19日に今季ワーストの借金4となった後、20日からの7試合で6勝1敗。首位ロッテが2位オリックスに敗れたためロッテとのゲーム差は6に縮まり、日本ハムに敗れた3位楽天には0・5ゲーム差に肉薄した。

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