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福岡が誇る「八女茶」は2023年で発祥600年!いま究極の八女茶が話題なんです!

暮らし

2023/04/13 11:00

まず訪れたのは、八女市星野村の「茶房 星水庵」。八女茶の生産指導に携わって30年以上になる椎窓孝雄さんに、世界ブランド化を目指して作られた究極の八女茶を紹介していただきました。
こちらが高級ボトリングティー「八女伝統本玉露 YAME」です!
全国茶品評会出品クラスの八女伝統本玉露を4種類ブレンドしています。
八女茶全体の1%にも満たない八女伝統本玉露は、茶畑をワラで覆ったり、手摘みで収穫したりなど、伝統的な方法と高度な技術で栽培されています。
今回選ばれたのは、その中でも品評会で高い評価を得た最高峰の茶葉です。
ちなみに、ボトル1本27,000円(税込み)です!
今回のプロジェクトを後押ししたのは、八女伝統本玉露の味に感銘を受けた、世界的ソムリエのフランソワ・シャルティエさん。八女茶のうまみや甘みが料理に寄り添うように、また八女茶らしいフレッシュさや香り・うまみを大切に、などのアドバイスをもとに、世界のレストランに広めるためのブレンドが進められました。
八女伝統本玉露推進協議会
八女伝統本玉露 YAME 500ml 27,000円(税込み)
ボトリングティーにあう料理を求めてやってきたのが、博多区住吉の「Goh」。
開発中のテイスティングにも参加したオーナーシェフの福山剛さんが八女伝統本玉露にインスパイアされて作った料理がこのフィンガーフード。
ふきのとうを練り込んだサブレで、八女茶のバターをサンドした春を感じる料理です。
桜鯛と日向夏のタルトは、上品な味わいと酸味が八女茶のうまみと爽やかにマッチします。
このお茶には甘みと旨みが強いので、前菜や魚介などの繊細な料理やデザートに合うのではないか、とのことでした。
Goh(ごう)
【住所】福岡市博多区住吉1-4-17
【電話】092-281-0955 *要予約
【営業時間】18:00~
【定休日】不定休
続いてはお茶の新しい飲み方をご紹介します。
「茶房 星水庵」の木屋さんと八女玉露振興会の椎窓さんが、海外での試飲会のために考えた、八女ほうじ茶の氷締めです。
熱いお湯を入れてたっぶりの氷で一気に冷やすことで、ほうじ茶の香りと甘みと最高に引き出すんだそうです。
こちらは水出しした八女煎茶に炭酸ガスを注入した「八女煎茶スパークリング」。
炭酸の刺激が口の中に広がった後に、お茶のうまみと甘み、さらに渋みがバランスよく感じられる1杯です。
茶房 星水庵
【住所】八女市星野村4529-1
【電話】0120-44-1563
【営業時間】茶房9:00~17:00 / 販売・喫茶12:00~17:00
【定休日】茶房 不定休 / 販売・喫茶 火曜・水曜
実はこの2種類のお茶、福岡市の「大濠テラス」で月2回開催されているイベントで飲むことができるんです。
このほかにも八女伝統本玉露のしずく茶など、全部で4種類のお茶のフルコース。一度体験してみてはいかがでしょうか。
大濠テラス
【住所】福岡市中央区大濠公園1-9
YAME-TEA THE SALON 3,300円(税込み) *8席限定 完全予約制
お問合せ 八女伝統本玉露推進協議会HP
普段飲むお茶についても、大事なのは「お湯の温度」、「お湯の量」、「お茶の葉の量」、そして「抽出時間」。これに気を付ければ、ふだんお茶を入れたことがない人でも、おいしいお茶が入れられるんです。
煎茶の場合、まず熱湯を湯のみの9分目くらいまで入れ、お湯の量を決めます。湯のみに注ぐことで温度が10℃ほど下がります。
さらに湯のみのお湯をマグカップなどに移してさらに冷ますとさらに10℃ほど温度が下がります。
茶葉は一人分2~3グラムが目安。お好みで調整してください。
マグカップが手に持てるくらいになったら、70~80℃くらいの入れ頃になっていますので、急須に入れます。そこから40秒ほど待ちます。
湯のみに注ぐときは、色や味が均等になるよう少しずつ注ぎ分け、最もおいしさが詰まった最後の1滴まで出しきりましょう。
2023年4月13日(木) OA

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