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花火玉落下爆発 原因は「手汗で不発玉」「打ち上げ筒の固定不十分」と推定 筑後川花火大会 調査委が公表

暮らし

2022/11/21 16:55

今年8月、福岡県久留米市の花火大会で花火玉が落下・爆発し高等専門学校の弓道場が全焼した事故で、調査委員会は21日、「花火製造時に手汗などで不発玉となり、打ち上げ筒の固定も不十分で斜めに打ちあがった」と推定されるという調査結果を公表しました。
今年8月に行われた久留米市の「筑後川花火大会」。

TNCが撮影した映像には、1つの花火玉が上がりきらず落下していく様子が映っています。

その直後、花火玉は近くにある久留米工業高等専門学校の弓道場に落下し爆発。

弓道場は全焼し、中にあった道具も壊れるなどの被害が出ました。
久留米市は事故を受け「事故調査・安全対策委員会」を立ち上げて事故原因の調査を行い、21日午後、原因について「花火製造時に手汗や人的ミスで不発玉となり、打ち上げ筒の固定が不十分だったため斜めに打ちあがった」と推測できるとしました。

その上で今後は「花火玉への吸湿対策や、製造・使用段階での品質管理・確認の徹底、打ち上げ筒の確実な固定方法の徹底」などについて、花火事業者や各関係機関と適切な役割分担・連携のもと対策を講じていく、としています。

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